「そろそろ法人化したい」「個人事業主から株式会社にしたい」——こうしたご相談が、ここ最近増えています。
富士市・富士宮市エリアで会社を設立するとき、「どこに頼めばいいの?」「費用はいくらかかるの?」「お得な制度はある?」と疑問に思われる方は多いのではないでしょうか。
今回は、会社設立の専門家である司法書士の視点から、設立にかかる費用、手続きの流れ、そして富士市で使える創業支援制度まで徹底解説します。
ご相談者個人事業で3年やってきましたが、取引先から「法人じゃないと契約できない」と言われてしまって…。会社設立ってどこに相談すればいいんですか?



法人化のきっかけとして多いご相談ですね。会社設立は司法書士・税理士・行政書士それぞれに頼めますが、実は得意分野が違います。今回は費用から手続きまで、まるごとお伝えしますね。
- 株式会社と合同会社の設立費用の違い
- 会社設立を頼める専門家(司法書士・税理士・行政書士)の比較
- 会社設立の具体的な流れ(7ステップ)
- 富士市で使える「登録免許税が半額になる」お得な創業支援制度
株式会社と合同会社、どっちがいい?費用を比較
まず、多くの方が悩むのが「株式会社にするか、合同会社にするか」です。それぞれの設立費用を比較してみましょう。
| 費用項目 | 株式会社 | 合同会社 |
|---|---|---|
| 登録免許税 | 15万円〜 | 6万円〜 |
| 定款認証手数料 | 1.5万〜5万円※ | 不要(0円) |
| 定款の収入印紙代(紙の場合) | 4万円 | 4万円 |
| 定款の収入印紙代(電子定款) | 0円 | 0円 |
| 謄本手数料 | 約2,000円 | 不要 |
| 合計(電子定款の場合) | 約17万〜22万円 | 約6万円 |
合同会社は株式会社に比べて約11万〜16万円安く設立できます。


合同会社のメリット・デメリット
合同会社は設立費用が安く、決算公告も不要なため維持コストも低いのが魅力です。一方で、以下の点に注意が必要です。
- 代表者の肩書が「代表取締役」ではなく「代表社員」になる
- 取引先によっては信用面で不利になることがある
- 出資者(社員)間でトラブルが起きやすい構造
迷ったときの判断基準
- BtoB(企業間取引)が中心 → 信用力を重視するなら株式会社
- BtoC(個人向けサービス)が中心 → コストを重視するなら合同会社もアリ
- 建設業・運送業など許認可が必要な業種 → 株式会社が一般的
- 将来的に融資・出資を受けたい → 株式会社がおすすめ
会社設立はどこに頼む?司法書士・税理士・行政書士を比較
「会社設立って、結局どの専門家に頼めばいいの?」というご質問をよくいただきます。それぞれの違いを整理します。
| 項目 | 司法書士 | 税理士 | 行政書士 |
|---|---|---|---|
| 定款作成 | ○ | △(提携先に外注) | ○ |
| 電子定款対応 | ○ | △ | ○ |
| 設立登記の申請代理 | ◎(独占業務) | ×(代理不可) | ×(代理不可) |
| 税務届出・節税アドバイス | × | ◎ | × |
| 許認可申請 | × | × | ◎ |
| 設立後の役員変更登記等 | ◎ | × | × |
登記の代理ができるのは司法書士だけ
会社設立で最も重要な手続きは、法務局への設立登記申請です。この登記申請を本人に代わって行えるのは、司法書士(または弁護士)です。実務上は登記の専門家である司法書士に依頼するのが一般的です。
税理士や行政書士が「会社設立サポート」をうたっている場合でも、登記部分は司法書士に外注しているか、ご本人が法務局に出向く必要があります。
当事務所(司法書士事務所LINK)に頼むメリット
当事務所は司法書士と税理士との共同事務所です。そのため、以下をワンストップで対応できます。
- 定款作成から設立登記まで一括対応
- 電子定款に対応(収入印紙代4万円が不要)
- 設立後の役員変更・本店移転登記もそのまま対応
- 税務申告の対応可能
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会社設立の流れ【7ステップ】
実際の手続きの流れを見てみましょう。
まず、以下の事項を決めます。
- 会社の商号(名前)
- 本店所在地(富士市内の住所)
- 事業目的
- 資本金の額
- 発起人(出資者)
- 役員構成
- 決算月
決定した基本事項をもとに、会社のルールブックである定款を作成します。当事務所では電子定款で作成するため、印紙代4万円が節約できます。
株式会社の場合は、公証役場で定款の認証を受けます。富士市の方は富士公証役場(富士市永田町)で認証を受けることができます。合同会社は定款認証が不要なので、このステップを省略できます。
発起人の個人口座に、資本金を振り込みます。資本金は1円から設定可能ですが、実務上は取引先の信用や融資審査を考慮して100万〜300万円程度に設定されるケースが多いです。
必要書類を揃えて、管轄の法務局に登記申請を行います。登記申請日が会社の設立日(休日等を設立日にすることも可能です。)になりますので、日付にこだわりがある方は事前にお知らせください。
登記完了後は、以下の届出が必要です。
- 税務署への法人設立届出書
- 静岡県・富士市への法人設立届
- 年金事務所への社会保険の届出
- (従業員がいる場合)労働基準監督署・ハローワークへの届出
法人名義の銀行口座を開設します。富士市内であれば、富士信用金庫やスルガ銀行、静岡銀行などの地方金融機関のほか、メガバンクやネット銀行も選択肢になります。



当事務所にご依頼いただいた場合、ステップ①〜⑤までをまとめてサポートします。最短でご相談から約2週間(※公証役場の日程調整による)で会社設立が可能です。
知らないと損!富士市の「登録免許税が半額になる」制度
ここがこの記事の最大のポイントです。
富士市では「特定創業支援等事業」という制度があり、所定の要件を満たすと会社設立時の登録免許税が半額になります。
| 会社形態 | 通常の登録免許税 | 制度利用で半額に |
|---|---|---|
| 株式会社 | 15万円 | 7.5万円 |
| 合同会社 | 6万円 | 3万円 |
制度を利用するための条件
以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 富士市が指定する相談窓口で、1ヶ月以上・4回以上のアドバイスを受けること
- 経営・財務・販路開拓・人材育成の4分野の知識を習得すること
- 富士市から「特定創業支援等事業により支援を受けたことの証明書」を取得すること
富士市で利用できる相談窓口
- Beパレットふじ(地域産業支援センター)
- 富士商工会議所
- 富士市商工会
- 富士信用金庫
上記の窓口を組み合わせて4回以上の相談を受けることも可能です。
登録免許税の半額以外にも!証明書のメリット
この証明書があると、登録免許税の半額以外にもメリットがあります。
- 信用保証協会の創業関連保証が事業開始の6ヶ月前から利用可能
- 日本政策金融公庫「新規開業資金」の貸付利率が引き下げ対象に
- 小規模事業者持続化補助金「創業型」の申請が可能(上限200万円)



株式会社の場合、登録免許税だけで7.5万円の節約になります。さらに補助金や融資の優遇も受けられるので、時間に余裕がある方はぜひ活用してください。制度の期限は2027年3月31日までです。
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よくある質問
- Q資本金はいくらにすればいいですか?
-
法律上は1円から可能ですが、実務上は100万〜300万円が一般的です。建設業許可を取得する場合は自己資本(純資産)500万円以上、または500万円以上の預金残高が要件となるため、資本金の設定は慎重に検討しましょう。
- Q自宅を本店所在地にできますか?
-
はい、可能です。賃貸物件の場合は賃貸借契約書で事業利用が禁止されていないか確認が必要です。登記上の本店所在地は後から変更もできます(変更登記が必要)。
- Q会社設立後に必要な手続きは?
-
税務届出、社会保険の加入手続き、法人口座の開設が必要です。許認可が必要な業種(建設業・飲食業など)は、別途許認可申請も必要になります。
まとめ:富士市での会社設立は司法書士にご相談ください
今回のポイントを整理します。
- 株式会社の設立費用は約20〜22万円、合同会社は約6万円
- 設立登記の代理ができるのは司法書士だけ
- 富士市の特定創業支援等事業を使えば登録免許税が半額に
- Beパレットふじや富士商工会議所で1ヶ月以上・4回以上の相談が条件
- 証明書があれば融資の優遇や補助金の申請もできる
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司法書士事務所LINKでは、富士市・富士宮市を中心に会社設立のサポートを行っています。初回相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
お一人で悩まず、専門家と一緒にスムーズな法人化を実現しましょう。




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司法書士が相談から完了まで手続きをサポート致します。
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山本真吾