大切なご家族を亡くされ、心労も大きい中で、土地の相続という慣れない手続きに直面されていることと思います。特に、相続した土地が富士市にある場合、「名義変更って何をすればいいの?」「どんな書類がいるの?」「費用はいくらかかるの?」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
相続した不動産の名義変更(相続登記)は、法律で定められた大切な手続きです。これを放っておくと、後々さらに複雑な問題に発展する可能性もあります。でも、安心してください。複雑に思える手続きも、一つずつ確認していけば決して難しいことではありません。
この記事では、富士市で土地を相続された方が知っておくべき、名義変更の基本知識から具体的な手続き方法、必要な書類、かかる費用、そしてどこに相談すれば良いのかまで、専門的な内容も分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を最後までお読みいただければ、名義変更手続きの全体像が掴め、あなたが抱える不安を解消し、安心して次の一歩を踏み出すための手助けとなるはずです。ぜひ、落ち着いて読み進めてみてください。
富士市で土地相続による名義変更の基本知識

土地を相続した際、まず対応が必要になるのが名義変更(相続登記)です。土地の名義変更は相続人が新たな所有者として法的に認められるための重要な手続きです。富士市でも土地を相続した場合には早めの対応が求められます。
土地の名義変更とは何か?
土地の名義変更(相続登記)とは、亡くなった方(被相続人)が所有していた土地や建物の名義を、相続人の名義に変更する法的手続きです。
これを行わないと、土地を売却したり融資を受けることが困難になり、富士市においてもトラブルの元となることがあります。
特に、令和6年からは相続登記が義務化され、放置すると10万円の過料の対象になるため注意が必要です。
土地名義変更の登記申請は不動産の所在地にある法務局で行いますが、手続きは書類作成や提出が複雑であるため、司法書士や弁護士への相談されることをオススメします。
相続発生後にまず何をすればいいか
相続が発生した際、まず必要になるのが相続人の確定です。
富士市の方であれば、富士市役所で取得可能な被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を揃え、相続人が誰なのかを明確にします。
次に土地の評価額を知るために、固定資産評価証明書を取得します。この評価額に基づいて登録免許税が計算されます。
さらに、相続人が複数いる場合には、遺産分割協議書を作成し、各相続人がどの土地をどの割合で相続するかを確定します。
富士市の地方法務局に登記申請する際は、これらの書類を提出することになります。
土地相続の名義変更に必要な書類一覧

土地相続の手続きには多くの書類が必要であり、漏れなく準備することが重要です。特に富士市において名義変更手続きをスムーズに進めるには、早期から準備に取り掛かることが効果的です。
戸籍謄本・住民票など必要書類の具体例
富士市で土地の相続による名義変更をするには、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本や除籍謄本・改製原戸籍が必要です。
また、相続人それぞれの戸籍謄本、住民票、固定資産評価証明書も必須です。
これら書類を富士市役所など各行政機関から取り寄せます。
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遺言書・公正証書遺言がある場合の書類
自筆証書遺言書や公正証書遺言がある場合、遺言書自体を相続登記の申請時に法務局へ提出します。
自筆遺言書がある場合は裁判所で検認を受けた書類を、公正証書遺言は公正証書の正本又は謄本を用意する必要があります。

土地の名義変更をするには|手続きとその方法
土地名義変更手続きは正確かつスムーズに行うことが重要です。
相続登記は、相続したことを知ってから3年以内に行うことが必要です。亡くなって即座に名義変更しなければならないわけではありませんが、時間をかけると相続関係が複雑になったり、相続人の人が認知症などになると相続手続きができなくなるなどの不都合が出てくる可能性があります。
名義変更の手続きの流れ
相続登記は一般的に次の順序で進める必要があります。
預貯金や不動産、負債など相続財産を確認します。
亡くなった方の戸籍などを集め、相続人を把握する必要があります。
相続人全員で、相続財産をどうわけるか話し合う必要があります。
遺産分割協議の内容に従い、相続登記の申請を管轄法務局に行います。
不動産ごとに管轄の法務局が決まっているため、管轄の法務局に間違いなく申請する必要があります。
相続登記が完了したら、預貯金等の解約を行います。
名義変更にかかる費用・料金・相場・目安
相続登記には一定の費用がかかります。富士市における土地相続の場合の具体的な費用を理解しておきましょう。
名義変更にかかる実費
相続登記を申請する時にはいくつかの実費が発生します。
- 登録免許税
- 戸籍謄本等の取得費
- 登記簿謄本の取得費
司法書士に頼みたい場合
相続登記を自分で行うのが大変な場合は司法書士に依頼することをおすすめします。
司法書士に依頼した場合、ほとんどの書類は司法書士が収集し、相続登記も司法書士が代理申請するため、依頼者は印鑑を押すだけで手続きが完了します。
当事務所には、相続登記に加えて、預貯金なども含む相続財産承継手続き全般をご依頼いただけます。
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司法書士・弁護士・行政書士への依頼と比較
土地名義変更は専門家に依頼することが多く、その選択が重要となります。
富士市においても各専門家の特徴を理解し、最適な相談先を選ぶことが重要です。
土地・建物が相続財産としてある場合
相続財産の中に「土地・建物」なのど不動産を含む場合、司法書士に依頼するのがもっとも適切です。
司法書士であれば、戸籍の収集から遺産分割協議書の作成、相続登記の申請まで一括で依頼することが可能です。
相続人同士でもめてしまった場合
相続人同士で遺産の分け方等の話し合いができないなど、スムーズに相続手続きが進まない場合、「司法書士」か「弁護士」に頼む必要があります。
弁護士であれば、依頼者の代理人となり相手方と直接交渉や裁判手続きを行ってくれます。
司法書士は、依頼者の代わりに裁判所の手続きを行うための書類作成を行います。司法書士は代理人にはなれないので、具体的な手続きは依頼者自身が行う必要がありますが、弁護士に依頼する場合と比較して一般的に安価で済むケースが多いです。
富士市での土地・建物の名義変更なら司法書士事務所LINKへ
当事務所は、開業当初から相続に特化しており、多数の相続手続きの実務経験があります。
また、弁護士、税理士、行政書士等各種専門家と連携しており、状況に応じて様々なご対応が可能です。
相続でお悩みならぜひご相談ください。


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